マナー MANNER

服装のマナー

男性の服装

黒いスーツに白いシャツ、黒いネクタイを着用します。黒い革靴を履き、アクセサリーは控えめにしましょう。カジュアルな服装や派手な色・デザインは避け、清潔感を大切にします。

・黒のスーツ
・白シャツ
・黒ネクタイ
・黒靴下
・黒革靴

※基本的には、光沢のない黒靴で内羽式のものが良いとされている。

女性の服装

黒い服（ワンピースやスーツ）が一般的です。黒いストッキングと黒いパンプスを合わせ、アクセサリーは控えめにしましょう。特に派手な色やデザイン、露出の多い服装は避け、シンプルで上品な印象を心がけます。バッグや靴も黒が最適です。

・黒のワンピース・スーツ
・黒ストッキング
・黒のパンプス

子ども・学生の服装

制服があれば制服、なければ黒・紺・グレーなど落ち着いた服装

香典袋の表書きについて

下記の表のとおり、表書きは宗教、宗派によって違います。
多くの仏式（四十九日まで）では「御霊前」を用いますが、浄土真宗は「御仏前」を用います。
式場に着かないと、どの宗教なのか分からない場合もありますので、基本的には「御香典」で問題ありません。
ちなみに、多くの仏式で四十九日後は「御仏前」を用います。

仏教	御霊前・御仏前	御香典	御香料
神式	御玉串料	御神前	御霊前
キリスト教	御霊前	お花料	献花料
無宗教	御香典	御霊前

焼香・玉串、献花作法について

葬儀でのお焼香のタイミングは、僧侶か、葬儀社の担当者が合図してくれますので、心配いりません。
喪家の宗派にこだわらず、自分の宗派の作法でお焼香されても問題ありません。

天台宗	1回または3回（特にこだわらない）
真言宗	3回
臨済宗	1回または3回
曹洞宗	2回（1回目は額におしいただき、 2回目はいただかずに焼香する）
浄土宗	1回から3回（右手でつまみ、左手を添え、おしいただく）
浄土真宗本願寺派	1回（額におしいただかずに）
日蓮宗	1回または3回
日蓮正宗	3回

焼香の作法

焼香の際は、ご導師に一礼し、焼香台に向かい、ご本尊に一礼します。指で香をつまみ、香炉にくべたあと、合掌し、ご遺族ならびにご導師に再度一礼して席へ戻ります。香をくべる回数は宗派によって異なりますが、1〜3回が一般的です。

神式玉串奉奠の作法

神式での通夜や葬儀では、仏式の焼香にあたるものとして「玉串奉奠」が行われます。
順番がきたら、祭壇に進み、ご遺族に一礼します。
神職の前に進み出て、一礼します。下記の図を参考に両手で玉串を受け取り、玉串台の上に置きます。玉串を奉奠したら、祭壇から1歩下がり、二礼二拍手一礼をします。この際の拍手は「しのび手」といって、音が出ないようにするのがしきたりです。
最後にもう一度祭壇に向かって一礼し、向き直り、神職に向かって一礼し、席に戻ります。